里親を訪ねて千里(大江)

よ！

みんな元気かい？

とりあえず迷い猫の記事を出したものの、冷静に考えると生後3ヶ月の猫(医者の診断)がこの寒空の下

自ら外に出るのかなーと。

しかも首輪も付けずにだ。

人間だって外に出る時は服くらい着る。

猫だって出掛ける時は自分で首輪くらいするだろうし

なんならオシャレな猫となれば長靴くらい履くだろう。

猫は寒さに弱いんだから(グーグル調べ)

自ら外に出るようなことは考えにくい。

しかも全裸で。

その点を考えると、もしかしたら一気に子猫が産まれて

口減らしのために外に解き放ったのかもしれないなーと。

だとしたらなんて飼い主だ。

解き放って良いのはサンだけだ。

そんな可能性も考慮してふわっと里親を探すアクションを起こしてみた。

意外や意外。

猫飼いたいと思ってる人って結構居るんだなー。

信じられない。

シンジラレナーイ！

まぁ貰ってくれるならありがたいと思いまずは第1里親の元へ。

良いじゃない。

快適そう。

会社の倉庫の20倍は快適だよ。

あら良いじゃない。

あら良いじゃ…良いの…か？？

足どうした。

どこ見てんだ。

え、死んでる？？

とまぁ天に召されかけつつもわりと好感触。

っていうか誰にでも懐くなぁコイツは。

野良じゃないのは分かったけど、飼い猫だってもうちょい警戒心あるよね。

道路のど真ん中で座ってたのも納得がいくな。

持って産まれた素直さか。

ちょっと可愛いな。

これで里親が決まれば良いなーと思いながら安心したのも束の間。

「カリカリカリカリ」

おぉい！

柱辞めろ！

人の家のHA・SHI・RA！！

逆から読んだらA・RA・SHI！！

どこで覚えたのかよく分からんけど、習性なのか本能なのか。

せっかくの里親も破談に。

(その他の事情もあり)

親の心子知らずとはこのことか。

お受験坊やがバカ過ぎて気を揉むママの気持ちがよく分かる。

コイツ人間の子供だったら面接の時に鼻ほじったりするタイプだ。

はっきりと分かった。

そしてまた倉庫生活が始まる。

誰が親だ！！